
「転倒による骨折」は寝たきりになる原因の第2位とも言われています。 高齢になれば必然的に転倒のリスクも高くなってきます。日常生活においても転倒予防を心がけましょう。
高齢者の方に、転倒防止のために普段気をつけていることは?とたずねると。
- 足元をよく見て歩く
- 歩幅を小さくして歩く
といった回答が帰ってきます。
実はこれらの歩き方は、転倒しやすい歩き方の例なんです。
ではどんなことに注意して歩けばいいでしょうか?
- なるべく広範囲(遠く)を見て歩く
- つま先を上に向けるように歩く
- なるべく歩幅を広く歩く
普段から以上の事に気をつけて歩いてみてください。
また、転倒防止にために何か特別な運動をした方がいいのでしょうか?
ご自分の体を知ったうえで、無理なくできる運動を行ってみてください。例えば、いつもより少し多めに歩いてみる、朝起きたら背伸びや足腰を伸ばしてみる…これも立派な運動なのです。
このように考えると「運動」は特別なことや辛くて苦しいことではないです。「楽しく体を動かすこと」であれば日常生活の中で習慣として継続することができます。
楽しく体を動かして、しかも転倒を予防でき、いつまでも健やかで実りある日々を過ごしたいですね。